絵画・イラスト・絵本・銅版画|しずくあつめ舎 佳矢乃-kayano- しずくあつめ舎「佳矢乃」では、フリーのイラストレーター佳矢乃が「魂の世界と、今ここの現実世界を繋ぐ絵」をテーマに、絵画やイラスト、絵本、銅版画、紙もの雑貨などを制作しています。降りてきたふたつの魂を描く「しずくふたつの絵」や、出産祝いや魂の起源である宇宙を表現した作品等、ぜひこちらで、あなたの生活にひとしずくの彩りを。

伝える基本「アイメッセージ」

先日の記事

「ピュアなホンネ」と「余計なものがくっついたホンネもどき」

(カーソル合わせるとジャンプできます)

 

の補足です。

上の記事は、

その瞬間にさらっと出てくる「ピュアなホンネ」と、

 

相手に対してマイナスな感情が乗っていたり、

相手の態度から自分の価値観を推し量ったり、紐付けした上で

「えーい、もう言ってやる」的な

余計なものがくっついた「ホンネもどき」の違いを書きましたが、

 

いざ、相手に

「自分の気持ちを伝える」時のちょっとしたコツ。

 

私自身、それを意識して実践したら、

効果絶大だったことを書きます。

 

 

伝える言葉「ホンネ」で思っていることだとしても

 

その言葉の主語は、誰になっていますか?

 

 

あなたは、こうしてくれないじゃない。」

お前は、どうこう、云々カンヌン。」

あなたは・・」

 

と、主語が

「あなたは」になっていがち、だったりしませんか?

 

 

主語を「You」

二人称にしてしまうと、かなり「こじれやすい」ようです。

 

 

心理学を学んだことがある方なら、

どこかで聞いたことがあるかもしれません。

 

相手に何かを伝える時の、

基本のキ、

 

I message (アイメッセージ)

 

 

もうすでにご存知でしたら、

サラッと読み飛ばしてくださいね。

 

 

 

 

伝え方の基本、主語を「わたし」自分にすること。

 

 

伝え方の基本、主語を「わたし」自分にすること。

それを心理学用語で

 

I message (アイメッセージ)と言うんだそうです。

 

 

わたしは、◯◯に感じる。」

 

わたしは、◯◯思う。」

 

わたしは、◯◯で嬉しいです。」

 

わたしは、◯◯だから悲しいです。」

 

わたしは、◯◯で怒っています。」

 

 

主語を「わたしは」

I(アイ)で始めて、

どう感じているか、だけを述べる。伝える。

 

それで、終わる。・・んだそうです。

 

そう、

「私は、これこれこうで怒ってるの!

 だから、あなた、これして!」

 

の「だから・・・」以降は余計。要らない。

 

「私は、これこれこうで怒っている。」だけに留めておいて、

 

次に、

相手がそれをどう受け止めるか、どう反応するかは、

相手に完全に任せる。

 

これはコミュニケーションスキルの基本なんだそうです。

 

 

実際に私はそれを知った数年前に、

今までの自分を省みて、天を仰ぎました。

 

特に家族や親しい相手には、

主語を二人称にした伝え方が確かに多かった、と気づいたのです。

 

「あなたって、こうよね。」

 

「あなたは、◯◯だ。」

 

「あなたに、こうしてほしい。」

 

放つ言葉、

意識して観察してみると、

だいたい、

「あなた」

You・・・から始まる言い方ばかりをしてた・・わー(と天を仰ぎました。笑)

 

そして、

家族に限らず、

友人・知人関係にある相手から

「あなたって、こうだよね」と言われた時

必ず感じていたモヤっと感の正体も、これかー、と深く納得しました。

 

 

で、

「アイメッセージ」を知ったその日から早速試して、

実際に効果を次々体感しました。

 

家族喧嘩をするにしても(え)

この主語を「私」に置き換えた伝え方をした場合、

家族の反応が今までのとは違ったのです。

 

こちらを責めるどころか、だいたい黙るのです。

 

反射的に言い返されたり、

ひどい応酬をすることが少なくなって、

黙って、じっと何かを考えてるのか、感じているのか、

 

それが多くなって、こじれる回数も減ったなあと実感しています。

 

今までは、

「あなたは、こうだ。」

「あなたは、いつもそうだ。」と、

相手を責め立てる口調になっていますから、

これは前も書きましたが、

だいたい相手は素直になるどころか、ますます頑なになりますし、

 

こちらの非を探し出して、逆に責められたりします。

 

「あなたも、そうだ!同じじゃないか!」と、99%なるのです。(苦笑)

 

これも、やってみて体験してみて、

今までの自分のやってきたことは

結果的に相手を「自分の思い通りにしたい」裏返しだったんだ、と

反省しました。

 

支配欲とまではいかなくても、

「私の思う通りにしてよ。」とか

「私の思うような人でいてよ。」・・なんですよね。ホンネが。

 

それで、

相手に対して、

ものすごい縛りを放つことになる。

 

そうすると、相手は敏感にそれを察知しますから、抵抗し始める。

 

こちらが脊髄反射的に「あなたは!これこれこう!」と口撃するから、

反射に反射が還ってくる。

 

感情的になっているから、更に火に油を注ぐ。

 

だから、

主語を自分以外の誰か(You・あなた)にするのは、

いとも簡単にこじれさせることができる方法を、あえて、選んでやってしまっている。

・・・ってことなんです。

 

 

主語を変えてみる、たったこれだけ

 

何回も言いますが、

You「あなた」として、

述べられる側にとったら、

その言葉って、

だいたい自分が責められているように聞こえるんですよねえ。

 

主語が「あなた」になることで、

その言葉を放つ人の、

本音の本音、

本心の本心が見えなくなってしまうんです。

だって、主語が「その人」じゃないから。

 

だから、その人のホンネが伝わらなくて、

ただ、

言われた側に、

「責められた感覚」だけが残ってしまう。

 

で、

言われた側、

責められた感覚になった側の「感じ方」に遊び部分がなくなるんです。

自由に動ける余白がなくなって、

カチンとくるっていうシステム(笑)

 

だから、

「あなたは、こうよね。」

って言われて気分悪くなるのは仕方ない、

自然なことなんですよねえ。

 

 

 

 

だから、

 

基本は、

とにかく、

主語を「わたし」にしてみる。

 

 

わたしは、

これこれこう感じている。まる。おわり。(笑)

 

あとの反応は、相手任せ。(⇦これもとっても大事)

 

たったこれだけですけど、

相手は縛られないから、自分なりの選択肢が増えるんです。

「この人はこう感じているのか・・」と、

ホンネそのものをストレートに、ピュアに受け取れるようにもなります。

余計なものが混じらずに。

 

もしこの伝え方をして、

それでも、こじれるとしたら、

そもそも、

基本筋で合わない相手なんだろうな、と思います。

 

枝葉の葉っぱのような小さな部分だけ、

自分の気持ちを伝えただけなのに、

 

まるで大木(存在そのもの)自体を、

全否定されたかのように受け取ってしまうのは、

そう受け取ってしまう側の課題なので、

 

各自それぞれが、

自分の持つ課題に取り組む、それだけ。です。

 

冷たい言い方に聞こえるでしょうけど、

これはもう切り離して考えるしかないのです。

 

そして、

それはそれで良いんですもん。

 

それぞれのフィールドで、

それぞれが機嫌よく生きていけば良いんですもん。

 

 

 

 

(わたしの大好きな映画「西の魔女が死んだ」に、

 出てくる名台詞があります。

 

 –白くまがハワイより北極で生きる方を選んだからと言って、

  誰が白くまを責めますか。—

 

 それぞれの生きやすい場所を求めて選んで良い。)

 

 

 

 

で、

このアイメッセージで伝えてみて、

 

こちらの気持ちを汲み取ろうとしてくれる相手なら、

 

想像力がある人なら、

 

相手の気持ちを知った後、

自分なりにどうしたらいいだろう、

と、

行動の選択ができて、

その人なりの行動で示してくれることだろうと思います。

 

気を遣って、って意味ではなくて。

 

 

相手も自分も、

どちらも気分悪くならず、

自然と、どうしたらいいか、

それを「考えて」「行動しようか」と思える。

 

 

この基本、

簡単なように感じますけど、

案外ね、

できていなかったりします。

 

ちょっとだけ意識したら、できること。

 

 

どなたかの、

なにかしらのヒントになれば有難いです。

 

 

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