「吊るされた男」からの新しい視点
タロットグループ展のために描いた
「吊るされた男」という絵があります。
昨年2023年の秋、旅行した際に
タロットカードを持参して
旅先で、毎朝引いていたときも
「吊るされた男」は
頻繁に出てきてくれていました。
それ以来、
わたしにとって、ここ半年間くらいは
「吊るされた男」がテーマになっていました。
具体的にどういうことかというと
・家族の毎日の送り迎え
「致し方ないんだけど、
作業が中断される小さなストレスの積み重ね」
「時間の拘束」
・今いる環境を変えたくなっているけれども
すぐには無理だという思い込み
などなど、
「今はこういう状況だけど
その中でできることをやろう。
愉しみや面白さを作っていこう。」
・・だと、理解して、意識して
そう努めてきたつもりでした。
ところがです(え)
あれからも割とちょこちょこ
カードを遊び引きしているような感覚で
引いていますが、
ここ最近、再び
「吊るされた男」が、出始めます。
4月になり、
昨年秋ごろ感じていた以下のことは、
解消されはじめているのに。
・娘の毎日の送り迎え
「致し方ないんだけど、
作業が中断される小さなストレスの積み重ね」
「時間の拘束」
↓
3月に娘が卒業して、送り迎えがなくなった。
(解消!)
・今いる環境を変えたくなっているけれども
すぐには無理だという思い込み
↓
自宅とは別にアトリエセッション部屋を契約。
準備の行き来を愉しむ毎日
(解消!)
ねえ?
解消されてきているんですよぉ。
(誰に言っているのだ)
だったら、この
「吊るされた男」は、今の私に
一体どんな
ヒントをくれようとしてるんだろう?
と、軽い感じだけどずっと気になっていました。
で、さっき(!)
わ!!って
思ったことがあって
急いで書き留めています。
わたしはずっと
「吊るされている」
足を拘束されている状態に
焦点を当てて考えてしまっていたんですが、
この人、そもそも
逆さ吊りになっている状態なんですよねえ。
(いや、そうだよ、今頃?笑)
逆さ吊りってさあ・・
つまり、逆立ちした時ってさあ・・
周りの見え方が真逆になる
じゃないですかあ?
(おっと〜)
視点をひっくり返す
視野をひっくり返す
見え方を変えてみる
今までの考え方を変えてみる
今までこうだって思っていたことを変えてみる
今まで感じなかったことが感じられる
(逆立ちした時の血の逆流とか、笑)
とにかく
今までとは違う、
なにか新鮮な意識・思考・感覚を
取り入れてみる
って意味もあるんじゃないのぉ?
・・・と思ったんでございます。
「あなたには、どう見えているの?」と
お日様も語りかけていそう。
「はっ」とした直後に
腑に落ちたこともありました。
わたしは何かを「変えたがっている」
表面的な変化じゃなくて、
根本的なことを。
なにか、
今までやってきていることなのか、
今までの意識なのか、
今までの方法なのか、
ちょっと見え始めていることがあるから、
先日も
ヘリオ星読み鑑定や
宇宙絵図®おはなし&相談会の見直しと
募集休止にも踏み切ったわけだけど、
これって、
わたし自身の何かを
「変えたがっているんじゃないのさ」
って、思い至りましてね。ええ。
いやあ、すっきりしました。
(自己完結、笑)
タロットって面白いですねえ。
ほんと、読み方・捉え方も
自分のフィルターを通していることも
思い知りました。(言い方)
自分のフィルターを通しているんだけど、
必要なことだから
「見せてくれている」のもわかるし、
乱暴な言い方したら、
別にタロットじゃなくても、
他のいろんなところからも
ヒントは、あちこちに転がっている。
(それは常日頃、いっつも思います笑)
たまたま、
そのヒントに気づけるツールとして
タロットがあるだけなんだけど
気づいただけで終わったら、それまで。
気づきと実践、プラス自主性
というワードもやってきているので、
書き残します。
オチや結論はないです。(小声)
うちよりも、北にある街の
次女の新居前で、昨日見た桜の木。
地元でのお花見をことごとく見逃した私に(笑)
1週間遅れの、ギフトでした。
入学したての短大での話を聞きながらも
新鮮な視点をたくさんもらったなあ。
これもすごく大きなヒントで、これもギフト。
まさに「吊るされた男」のように
今までの視点を変えられるきっかけだなあ、と
肚に落ちた感じ。
関連情報