佳矢乃・オリジナル絵画・イラストレーター・絵本・星読み・通販|しずくあつめ舎 佳矢乃-kayano- しずくあつめ舎「佳矢乃」では、アーティスト佳矢乃が「魂の世界と、今ここの現実世界を繋ぐ絵」をテーマに、絵画やイラスト、絵本、銅版画、紙もの雑貨などを制作しています。降りてきたふたつの魂を描く「しずくふたつの絵」や、出産祝いや魂の起源である宇宙を表現した作品等をあなたの生活に喜びのひとしずく一滴を。

『要らない思い込みをぶっ壊す旅』二泊三日の長崎博多旅・その2

 

 

さて、前回のつづき・二日目です。

またかなり長いです(え)

お時間あれば、おつきあいください(^^)

 

『吊るされた状況すら楽しむ旅』二泊三日の長崎博多旅・その1

 一緒に旅した

東京・押上

一軒家カフェikkAオーナーの、ちえさん も

旅の様子をブログアップしていました〜。

 

https://ameblo.jp/cafe-ikka/entry-12823725838.html

 

ぜひ合わせてご覧ください。

それぞれの目線で面白いかも♫

 

 

 

旅先で、タロットカードをお供に

 

2日目の朝。

 

朝あんまり強くないワタクシ。

起きてボーッとあくびしている横で

ちえさんは、ささっと手際よく

コーヒーを淹れてくれます。

 

「わたし、これ本業だから。」

と軽やかに笑い飛ばしながら、

温かいコーヒーを

ベッド頭のテーブルに置いてくれる

ちえさん。

 

あああああ、優しい。。

 

優しい世界だ。

 

 

思えば

ちえさんとは、旅の間

ずっと笑いながらおしゃべりしてたと思います。

 

なるほど〜と思うような

素敵な実体験も聞かせてもらったり、

冗談言ったり、

 

わたしがアホみたいに

すぐに妄想寸劇始めても

気持ちいいくらい華麗にスルーしてくれて

(それがまた気持ちいい←え)

 

なんだか終始ずっと笑っていたんだよなあ。

 

 

でも、それぞれが持参したタロットカード。

ホテルで朝も夜も引いていたけど、

 

長崎1泊目の夜に、出たカードは・・・・

 

 

どっちも「塔」笑

 

雷打たれて、てっぺん破壊されて

人が「あ〜あ〜」って見事に落ちていく(言い方)

 

 

「塔」なんですのよ、おほほほほ。

 

 

前回書いたように

 

 

 

 

これは常々、わりと真剣に思っているんですが

(某漫画のトトノウくん的にお願いします)

 

 

捉え方ひとつで、現実も変わる。

 

過去の記憶も、捉え方で変わる

・・とも言われていますし、

実際そうだなあって感じることも多いです。

 

 

「塔」なんか、まさにその

 

「捉え方」で、

いかようにも読み取れるものなんじゃないでしょうか。

 

 

もしかしたら、絵の中の

あ〜〜あ〜って落ちている人たちも

いつしかどんどん積み重ねて行ったプライドにしがみついて

素の自分に戻れなくなって(降りれなくなって)

 

本当はもう戻りたい(降りたい)って思っているのに

自分では

塔から降りる術さえ見失った人たち・・

だったかもしれない。

 

雷の一撃があったからこそ、

衝撃的な出来事があったからこそ

ようやく降りられた(落ちたんだけど)

 

それで、やっと素に戻れたかもしれない。

 

でもきっと、

素に(もともとのピュアさ)に戻りたいって

思ってなくて、

プライドがっちがちにしがみついていたい人もいると思う。

 

で、実はそういう人の方が

宇宙源泉のギフトとして

ガツーンとプライド打ち砕かれるような

雷的な出来事があったりする・・。

 

(わたしもかつてそうでした・自爆)

 

 

人って「これでもか」という目が覚めるような

衝撃的な出来事を経験して、

はじめて

「これじゃいけない、変わろう」って

本気になれたりもするから。

 

それがないと、

「このままじゃあなあ・・」と

不満を抱えながらも

ずるずると、そのままの状態に安住する。

 

(お?

 どんどん書き方が辛辣になってきているぞ)

 

 

もとい。笑

 

 

いえね、ここのところの情勢なんか見ていても、

表向きに出てきていることだけでは判断しかねること

多くないですか。

ダミーがあふれている。

ダミーって気づかず信じているものたくさんあると思う。

 

そんなものを、

 

集合意識層にも、

世の中的にも、

 

ぶっ壊したくなってきている・・

 

そんな「気配」「意識」が

たくさんあるような気がしてならなくて。

 

 

 

その「破壊」を、

良いと捉えるのも、悪いと捉えるのも

 

その人の「自由」

 

その人の「生き方」なんだなあ、と付け添えますが。

 

 

 

で、話を戻して(え)

 

長崎のホテル部屋で「塔」をひいた私たちは

 

「今までの要らないものを

 ぶっ壊していくんだよ。

 良いものに変えていくんだよぉ〜!」

 

と捉えたのでありました。ふはは。

 

 

プラス(・・まだ続くのか)

「塔」の他に出たカードも面白い。

 

 

そうなの。

 

実際、なんかそんな流れを予感するような、

いえ、実際に体験したような旅でした。

 

 

 

 

長崎2日目・いろいろシンクロ続き

 

 

2日目の朝、

タロットカードをまたひきました。(もうええって?笑)

 

 

わははは、また出った〜〜「吊るされた男」!!

 

もう一枚がワンドのクイーンで、

火の輪を一瞬で潜るチーターを扱う女帝のように(え)

「チャンスにはすぐ乗る」

「積極的に」

っていうイメージです。

 

で、ですよ。

 

荷物を長崎駅のコインロッカーに入れて

身軽になった私たち。

 

長崎市内を走る路面電車

「長崎電気軌道」に

まさしくチーターのように飛び乗りました。(大袈裟)

 

これも、どこに行くのか

あんまりよくわかってないまま、

スルーっと路面電車がタイミングよくやってきたので、

 

「乗ったら、いけるやろ」と、強引に飛び乗る始末。

 

(いや、私が強引にこれ乗ろう!と

 横で調べているちえさんを引っ張っちゃった感じだったけど)

 

 

ところが乗ったはいいけど、

全然目的地とは別方向だったことに気づいて、あはは。

 

途中で乗り換えできるのもわかったから、

乗り継ぎできる停車場で

軽やかに降りて(言い方)

 

ていうか、乗客さんたちの何人かも

同じ感じで、そこで乗り換えしてたから、

「あり」だったんだろうなって思います。

 

 

この降車する時に。

 

おそらく修学旅行で来ていた男子高校生さんの一人が

すごくスマートに

わたしたちや、ほかの乗客さんたちに

「お先にどうぞ」って

無言の笑顔と手のアクションで

優しく促してくれまして。

 

一瞬、キュンとしたのは内緒。(内緒になってない)

 

そのくらい、

すごくスマートで柔らかい仕草で、素敵だった。

お若いのにすばらしい、って本気で思った。

 

この水色シャツの素敵な学生くんも

わたしの男性に対する古い思い込みを

「ぶっ壊してくれた」一人です。

 

(早速「塔」ですよ〜笑)

 

 

で、彼らやわたしたち含めた

他の乗り換え客さんも同じように

ずらずらと乗り継いだ路面電車が向かうのは

グラバー邸や中華街がある、いわゆる観光スポット地域。

 

 

ただ、わたしたちはそこに到着する手前の

途中で降りて

最初の目的地に向かいました。

 

それは

「文明堂総本店・江戸町本店」

 

カステラで有名ですね。

 

 

ちえさんが初日、

空港からのシャトルバスで下車して

待ち合わせのカフェまで歩く間に、

すごく素敵な建物だ!って見つけていたらしく。

 

実際行ってみるとわかるけど、

明治時代からの、建替えしながらも

今も風情を残す、すごく素敵なレトロな建物。

 

でねえ・・

ちえさんが今やっているお店

東京押上の一軒家カフェikkAの建物って、

もともとは、この

「文明堂」だったんですって!

 

えー、ご縁あるんじゃないの〜!

ってびっくりして

これはもうじっくり見に行かなくちゃって。

 

ご縁ある文明堂本店と対面するikkAちえ氏。

 

 

ご縁ある文明堂本店に

いよいよ入ろうとするikkAちえ氏。

 

店内も格式あって、すごく素敵でした。

 

撮影はできなかったけど、

古くから伝わる調度品や

文明堂初期のお菓子を手書きで描いた手製本

「菓子見本帳」も展示していて、

見応えたっぷり。

 

もちろん、お土産のカステラも買いました。

 

パッケージがそれぞれすごく素敵だったから

良いディレクションされているんだなあ・・なんて

感じながら。

 

 

 

 

口の中はすでに「お出汁味」だったから

 

文明堂から、次は

初日に会った真理さんおすすめの文具店へ。

 

私たちが行った時期、あと数日あとには

長崎くんち(お祭り)があるそうで。

 

つまり、長崎市内あちこちに

お祭り前の準備、そのムードが漂っていました。

 

 

 

くんちで使われる鯨のお飾りが

商店街のど真ん中にどどーんと置かれていたり。

 

でねえ・・(なにかね)

 

この鯨のお飾りに出会えたのも、

この写真奥のシャッター閉まっているお店

「吉宗(よっそう)」

で、名物の茶碗蒸しを食べたかったから。

 

ところが、

行ってみたら定休日。(笑・調べときなさい)

 

あらー、お口の中はもうすっかり

「お出汁味」だよ。わはは。

 

でも閉まっているものはしょうがない。

 

違うお店探そうかって、

ちえさんと協議して(大袈裟)

 

トルコライスがある近くのお店に向かいました。

 

ここが!!

ヒットだったのです!!

なんか知る人ぞ知る?的な、

隠れ家的な?

でもしっかり美味しい!良いお店でした〜。

 

 

茶碗蒸しの優しいお出汁を求めていたのに、

まったく真逆の

がっつりコッテリ・トルコライスを食す我ら(笑)

 

ところが、ここのスープが、

求めていた優しいお出汁のキノコのスープで。

 

実はわたくしは、内心かなり感動してたのです。

 

 

求めていたもの、違う形だったけど

ちゃんとやってきた、と。

 

 

これも、こじつけかもしれないけど

タロットカードで出ていた

「コインの6」と

「吊るされた男」かもしれない、と思いました。

 

 

コイン(豊かさ)は、ある。

心も、物質も豊かだと思えば、そうなんだ、と。

 

そして、

吊るされているから自分では動けないんだけど

(調べて動いても、その結果にならないけど)

 

でも、そんなことは気にせずに、

結果的には遊ぶように

機嫌良く過ごせている「さま」

 

 

ちえさんとも話しました。

 

「わたしたち、

 吊るされてていいんだよっ。」

 

 

この言葉だけでは

なんのこっちゃかもしれませんが、

お察し良い皆さまなら、

なんとなく感覚ニュアンス、読み取って下さるのでは?

とか思いながら。ふふ。

 

 

 

聞いていないのに教えてくれる

 

(朝のカードも「吊るされていた」)

 

さあ、ここから実際

 

「吊るされてても、

 勝手に連れて行ってもらえるんだよっ」

 

祭りでした。

 

吊るされたわたしたちの、吊るされ棒を

誰かが勝手に持ち上げて、

わたしたちが行きたい方に勝手に連れて行ってくれる。

 

そんな現象が連発したのです。

 

 

 

まず、グラバー邸まで。

 

 

再び路面電車に乗るのですが、

停車場で同じく電車を待っていた

ある一人のご婦人と立ち話になりました。

 

長崎市内に住むというご婦人。

あれこれご友人のお話を軽快に話してくださいます。

 

ただ、やってきた路面電車に乗る時、

他の修学旅行生の団体の流れもあって、

そのご婦人とは離れた席に座ることになりました。

 

(この修学旅行生と先生の会話も

 おもしろ可愛かったんですけど割愛します。

 ちょっと、ちえさんと顔を見合わせるくらい

 おもしろ可笑しかった。)

 

 

で、

グラバー邸に行くのでしょうね、

乗客ほぼ全員と言っていいほど、

みんながみんな、終着駅の一つ手前の駅で降り始めました。

 

修学旅行生も、降りるぞ〜って

団体で流されるように降り始めます。

 

わたしたちも降りようとして、立ちました。

 

すると、

さっきのご婦人が

わたしたちを引き留めたのです。

 

「あなたたち、

 ここで降りないで、

 あと一駅最後まで乗ってかない?

 そこからだと楽に上まで登れるエレベーターあるわよ。」

 

と。

 

はい!きました!(なにが)

 

ちえさんとやっぱり顔を見合わせます。

 

(心の声)

そのエレベーター・・ 

昨日、真理さんから教えてもらったとこだけど 

Googleマップでうまく調べられなくて

ま、いっか、って思ってたとこ。笑

 

 

ご婦人には、このこと話してないのです。

 

わたしたち、エレベーター探してたんです、なんて

一言も伝えてないのです。

 

なのに、です(笑)

 

勝手に教えてくれた。のです。(言い方)

 

 

いや、もっとちゃんと調べなさいよ。

なんですけど、

この

「調べなくても、結果そうなる」流れ

面白くないですか?

 

もう心の中ではニヤニヤが止まらないというか、

妙な安心感に包まれるというか、

 

「やっぱりそうなんだあ・・」と

車窓から見える街並みをのんびり楽しみました。

 

 

で。

 

さっきスマートにエスコートしてくれた

水色シャツの男子学生さんと

同じ学校なのでしょうね。

あの水色シャツを着た男子学生さんたちが4人、

 

この時、まだ車内に残っていたのです。

 

 

 

 

 

ただ、彼らに着いていくだけ

 

そんなこんなで

路面電車は、最終駅に到着します。

 

ご婦人は軽快な声で

 

「ここまっすぐ行って、あそこ曲がったら

 すぐわかるから〜。

 じゃあね〜。」

 

と軽やかに立ち去って行かれます。

一期一会、ありがとう。

 

 

で、わたしたち、教えられた通りに

まっすぐ行って・・・と思ったら、

 

水色シャツの男性学生4人組も同じ方向に歩き出す(笑)

 

他の学生さんたちは、

一個手前の駅で全員降りちゃったのに、

彼ら4人は、

きっとこのエレベーターをちゃんと調べてたんでしょうね。

 

ガイドブックやスマホ片手に

わいわい喋りながら、そっち方面に歩いていく。

 

そう、ここもわたしたち

もう着いていくだけでいい状態、だったのです。

 

4人組は、わたくしの勝手な見立てですが、

2人はいわゆる陽キャ、

でも爽やか好青年たちで、充実した学生生活を送ってそう。

残り2人は、スマホを食い入るように見ている

クイズ王的な雰囲気(笑)

勉強できるんだろうなあ〜という感じ。

 

修学旅行の自由行動班として「組まされたんだね笑」的な。

 

でも、それぞれがそれぞれに

良い感じに話して協力しながら、目的地を目指している。

すごく平和な感じ。

 

勝手に妄想しながら、内心ニマニマ、

彼らに、ただ着いて行きました。

 

 

 

 

 

あんまり長いから、続きは次回に(←)

 

坂の街・長崎。

 

かなりの急勾配な坂道ばかり。

坂の上に住む方々、とくに高齢者や体が不自由な方々には

きっとすごくありがたいものでしょう。

 

わたしたちが目指して乗ったもの。

それが、グラバースカイロード。

 

さっきから

「エレベーター」と連呼しているものです。

 

https://www.at-nagasaki.jp/barrierfree/64076

 

 

(クイズ王が長崎の街を撮影中←勝手に失礼)

 

 

1階、2階、3階・・と

坂の街ならでは、

坂道にだんだんに建つ家のために、

各階ちゃんと止まれるようになってました。すごい。

 

最上階は5階。

 

到着して、エレベーター降りてすぐ、

目の前に広がる長崎の街並みは

とても綺麗でした。

 

「うわーー、きれいだなあ!」

 

彼ら、嬉しそうに叫んでた。

 

なんだか、

そんな息子世代の彼らが喜んでるの見て、また嬉しくて。

(完全に母親目線)

 

 

ああ、細々と書きすぎるから

長すぎて自分でもびっくりする(え)

 

続きは次回に・・。

 

ここまで読んでくださったとしたら

本当にありがとうございます。

付き合ってくださるお時間、お気持ちに

ひたすら感謝です✨

 

 

 

 

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