『無意味さも無駄も楽しむ旅』二泊三日の長崎博多旅・その6(ラスト)
前回はこちら。
旅記録・・
自分でもまさか
こんなに長く書くとは思いませんでした。
今回のその6、まで
お付き合いくださった皆さま
ありがとうございます。
ラストでございます。
旅の同行者は、
東京・押上
ちえさんのブログもぜひどうぞ♫
https://ameblo.jp/cafe-ikka/entry-12824067086.html
同じ旅でも、
違う視点で書かれていて面白いですよ^^
(前回記事・柳川の川下りにて)
また博多・大濠公園へ
柳川の鰻のせいろ蒸しを堪能し、
またしても
お腹も心も幸せいっぱいになった私たちは
ふたたび博多に戻りました。
本当は、
別の友達に教えてもらってた
博多おすすめのお店いくつかあったんですが、
今回は残念ながら行けず。
ひとつ、ヨーロッパアンティーク古着の
ここだけは行きたい!ってお店もあったけど、
すでにGoogleマップ先生によれば
「閉業」になっていた・・(ほんとかなあ)
なので、
帰りまでの残り時間を
大濠公園周辺を散歩して
のんびりすることにしました。
どんぐり姫に習う「無意味さの大切さ」
連日、こんな旅記録をアップしていたら
ある方が(ikkAさんでもお馴染み作家さん!)
旧Twitterに、
こんなコメントくれました。
A.Yさん・・(イニシャルで一旦失礼します)
大濠公園近くに住んでたことがあると・・・
な、
なんて、うらやましいっ!!
あのあたり、気持ちよかった。。
空気感?
雰囲気・・?
上手く言えないけど、
心地よく住めそうな、どことなく
開放感があるような
内心「すでにここに住んでる心地」を
妄想しながら(笑)
わたしは、大濠公園を歩いていました。
そして
「ドングリ姫」・・A.Yさんのさすが!な命名力!
ちなみにA.Yさんさんに過去
こんな「ものがたり」を書いてもらったこと
ぺたりしますね。ふふ。
上記の作家さん命名「ドングリ姫」を拝借して(え)
ikkAちえさん、もとい
どんぐり姫さまは、
大濠公園を散歩中、
ずっと木々の実を探すように歩いていました。
落ちているものだけじゃなくて、
まだ木についている青い実まで。
スズナリのどんぐり
「あと少ししたら、この子達
たくさん落ちるんだろうなあ〜。」
愛おしそうに言うんですよ、どんぐり姫さまが。
なんか、それがすごく可愛らしくて。
旅記録の初回冒頭で書いたように
リリース、手放し・・
よくスピ系でも聞く言葉。
捉え方もさまざまで、
「手放さないといけない」とか
「○○しないといけない」と
Must思考になったりしてて。
そんなのも要らないのよぉ、と
どんぐり姫は、
ころころ転がっている豊かな実を
ただ、拾って、
その姿を見せて、教えてくれます。
わたしも、
「拾うこと」は、今も時々やっていた。
松ぼっくりとか、葉っぱとか。
そして
「拾う行為」も、何も考えていなかった。
ただ、拾いたいから拾っていただけだった。
娘たちが小さい時は、
娘たちと一緒にどんぐり拾ったりもしたし、
彼女たちが登下校中に拾ったどんぐりを
わたしに渡してくれたものは、
今も部屋に置いていたりはする。
そういうのが捨てられないタチで。
だから、
わたし自身も
別にどんぐり拾いに抵抗があったわけじゃなく
むしろ、好きなんだけど
しばらく
それを忘れていたんだなあ、と思う。
どんぐり拾いだけに限らず。
知らず知らずに
夢中になってしまうこと。
知らず知らずに、
熱中してしまうこと。
そこまでの熱を帯びなくても、
自然と、やっちゃうこと。
自然とできちゃうこと。
心地よく、やれてしまうこと。
好きな推しを、好きなだけ愛でるのも良し。
好きな本を、時間忘れて読むのも良し。
何回、読んでも良し。
好きな寝具で、好きなだけゴロゴロしても良し。
好きな景色を、ただ眺めるだけでも良し。
それがなんになるの?
将来のためになるの?
なんて、
一切関係ないものを味わえる
そんな「豊かさ」が最高だ、と痛感します。
「無駄」が「悪」だと思ってるんじゃ?
意味があるもの、を追い求めすぎてる昨今。
無意味さ以上に
「無駄」も忌み嫌われているような気がします。
「無駄」はまるで「悪」かのような扱い。
たとえば、
ダラダラと
無駄な時間を過ごしてしまった・・と
罪悪感満載のつぶやきを、よく見ます。
こんなことして無駄だった。
すごく無駄なことをしてしまった。
どれもこれも「悪いこと」として
思い込まされているのかもなあ・・と
ハッとします。
大濠公園で、
美味しいグリーンティーとプリンを食べながら
「これが無駄だと言うならさあ・・
そんな概念も
一回、ひっくり返したいよねえ。」
大袈裟ですけど、
内心、そうも思っていました。
無駄な時間にこそ、
実は「豊かさ」は隠されているかもしれなくて。
こういう、のんびりゆったり
何も考えない時間の中にこそ
「自分の細胞が、心から喜んでいる」
そんな豊かさがあるかもしれなくて。
実際・・
実は昨年から時々、
原因不明の蕁麻疹が出ていたのですが、
この旅から帰ってきたあと、
全然、蕁麻疹が出ていないのです。
これが体が教えてくれた答え、
なのかもな、とも思うのです。
無意味、無駄、それは豊かな時間。
わたしの素粒子レベルの光の粒たちが
至福さを味わっている時間。
もし今後、
「そんな無駄なことして大丈夫?」
なんて、
アドバイスしてくれる人が
わたしの前に現れたとしても(仮ね、仮)
それが、もう1人の私が、
わたしに言ったとしても、
「どうも親切にありがとう。
わたしにとっては
無駄だと思うことは
何一つないのです。」
と、自他どちらにもお伝えしよう、うむ。
と、軽く妄想しながら、
グリーンティーを飲んでいました。
大濠公園のキラキラ光る水面が最高でした。
朝から夕方までお付き合いくださったり
いろいろ素敵な「旅のしおり」ご案内くださった
Mさん、本当にありがとう。
そしてikkAちえさんには感謝てんこもり✨
申し上げたいです。
長崎のHana*てまりMさんもありがとう♡
何回も分けて
毎回こんな長い記録を
読んでくださった皆様も
ありがとうございます!
現地集合、現地解散。
これも心地よかったです。
それぞれ
ちえさんは博多空港からの空路、
わたしはJR博多駅からの陸路と
別々の復路で、帰宅しました。
駅弁はもちろん明太子で揃えて。
旅記録、終わります。
おまけ・お土産
博多のお土産は、明太子で有名な
「ふくや」さんで。
このパッケージデザインとイラストって、
(下記ブログから転載)
店内、先生のイラストが満載!でした。
特に明太味ラスクのパッケージが
最高に可愛素敵♡だったんですけど
買わなかった。
なぜだ自分。なぜ買わなかった。
帰宅後、後悔しちゃったぞ。
先生、
今ちょうど個展されてるんですけど
今回行けそうになくて〜(T.T)
10月15日(日)まで大阪天満橋にて。
15:00~20:00
コージー・トマト個展「jolie fille」
大阪付近の皆さま、
よろしければ♫
http://artlabomm.com/archives/ct2023/
関連情報